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starlight kiss
第10章 変わる距離
そうして夕飯を食べ、湯船に湯を張り、歯磨きもした。
「歯ブラシ…ごめんね?これで…」
「いいよ。ありがと」
「こんな風に並んでって…なんか不思議な感じ…」
ふふっと笑っていた。
優しく…温かく…
流れる時間に身を委ねていた。
『待って』と言われていたことも覚えているかどうか…というくらいにただそこに2人が揃っていることが嬉しかった。
「そだ、秋人…」
「ん?何?」
「ハワイロケの前か…後にね?私に時間ちょうだい?」
「今も共有してる気してんの俺だけ?」
「…じゃなくて…」
「わかんねぇけど…姫の頼みなら…」
そうして姫紗は密かにバースディを企画し始めた。
「歯ブラシ…ごめんね?これで…」
「いいよ。ありがと」
「こんな風に並んでって…なんか不思議な感じ…」
ふふっと笑っていた。
優しく…温かく…
流れる時間に身を委ねていた。
『待って』と言われていたことも覚えているかどうか…というくらいにただそこに2人が揃っていることが嬉しかった。
「そだ、秋人…」
「ん?何?」
「ハワイロケの前か…後にね?私に時間ちょうだい?」
「今も共有してる気してんの俺だけ?」
「…じゃなくて…」
「わかんねぇけど…姫の頼みなら…」
そうして姫紗は密かにバースディを企画し始めた。