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starlight kiss
第17章 偽装…消える温もり
車に乗り込み、姫紗は草間に電話をした。

「すみません時任です。今終わりまして…」
『解った。だったら一旦事務所来て。そこで待ち合わせしよう。』
「…はい」

そうして事務所に向かう姫紗。戸惑いはなかった。日曜日だったため、事務所自体は休み。受付の人も誰も居ないのだった。
少し道も込んでいたため到着も少し予定よりも遅くなった。

コンコン
「すみません、遅くなってしまって。」
「いいよ、じゃぁ行くか。」
「えっ…と…」
「飯、まだだろ?」
「はい…まぁ…」

そうして草間の黒い外車に乗り込み姫紗を連れてタワーホテルに向かった。

「何が良い?」
「お任せします」
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