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starlight kiss
第17章 偽装…消える温もり
「そんな事したら…」
「心配しなくても俺ここのソファで寝るからいいよ。」
「ソファでなんて…」
「これソファベッドになるからさ」

そうして笑いかけた稜にありがとうと伝えて入浴を済ませベッドに向かう。

「じゃぁおやすみ」
「おやすみなさい」

そうしてパタンと寝室の扉を閉めた姫紗。
秋人はその間にも何度も姫紗の携帯に着信を残す出ることは無かったがそのディスプレイに表示される名前をみる度に嬉しさと悔しさともどかしさを抱えたまま、馴れない香りに包まれながら眠りにつくこととなった。こんな夜が来るなんて今まで思いも寄らなかった…

姫紗が初めて秋人以外の香りに抱かれて眠る夜だった…
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