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第19章 突然の告白

次の日には姫紗は草間の元を訪ねた。

コンコン
「失礼します。」
「どうした？」
「済みません、社長。面会希望の方が…」
「俺今日は約束あったか？」
「女性の方で…」
「……？」

そうして出てくる草間の目に入ったのは言うまでもなく姫紗だった。ふっと笑うと草間は受付にいた女の子に話し出す。

「この子ならいい。ハルのマネージャーだ。」
「じゃぁ偽造じゃなかったんですね！」
「パス見せたんですけど…」
「許してやってくれ、入って間もない。」
「平気です。私もそうだったもの…」

そうして社長室に草間は迎え入れた。チェアに深く腰掛けるとまっすぐに姫紗をみる。