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starlight kiss
第4章 新たな出会いと、心の出会い
「リビングで待ってな?」
「……ッあの…」
「事務所まで送ってやるから。」
「あ…いけますよ?」
「行き方わかんの?」
「何とかなりますよ!大人ですから!」
「黙って待ってろ。」
姫紗の言葉を聞いてか聞かずか…一言残してハルは浴室に入った。
「どうしよう…甘えちゃって良いのかな…」
そう言いながらソファに座り迷っていた。しかし鞄を探すにしても動き回るわけにもいかない。
それでも鼓膜を奪うのはハルの浴びているシャワーの水音だった。
パタリと水音がやんだ途端にドキンと胸を高鳴らせた姫紗。変な汗が手のひらを覆い濡らしていた。俯いたまま時間を待つ。
「……ッあの…」
「事務所まで送ってやるから。」
「あ…いけますよ?」
「行き方わかんの?」
「何とかなりますよ!大人ですから!」
「黙って待ってろ。」
姫紗の言葉を聞いてか聞かずか…一言残してハルは浴室に入った。
「どうしよう…甘えちゃって良いのかな…」
そう言いながらソファに座り迷っていた。しかし鞄を探すにしても動き回るわけにもいかない。
それでも鼓膜を奪うのはハルの浴びているシャワーの水音だった。
パタリと水音がやんだ途端にドキンと胸を高鳴らせた姫紗。変な汗が手のひらを覆い濡らしていた。俯いたまま時間を待つ。