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starlight kiss
第5章 意地悪な、キス
「…重てぇ…」
掛け布団の重さが気になりながらも起きあがるとそこにうつ伏せで寝ている姫紗に気付いた。
「えっ…と。」
「…スー…スー」
心地よくも感じるくらいの寝息をたてて眠っている姫紗の前髪をそっとよけるハル。
確か昨日…
仕事を終えて…
部屋まで来てくれて…
それから…それから?
記憶がない…
体温計を持って寝ている姫紗。相変わらずメイクもそのまま。しかし自身の部屋の見慣れたタオルも傍にある。濡れていたであろうハンカチは見たことのないキャラクターのもの。
「…姫?起きろ。」
「…ン…あ…ハルさん…熱どうでしょうか!」
「よっぽど…」
掛け布団の重さが気になりながらも起きあがるとそこにうつ伏せで寝ている姫紗に気付いた。
「えっ…と。」
「…スー…スー」
心地よくも感じるくらいの寝息をたてて眠っている姫紗の前髪をそっとよけるハル。
確か昨日…
仕事を終えて…
部屋まで来てくれて…
それから…それから?
記憶がない…
体温計を持って寝ている姫紗。相変わらずメイクもそのまま。しかし自身の部屋の見慣れたタオルも傍にある。濡れていたであろうハンカチは見たことのないキャラクターのもの。
「…姫?起きろ。」
「…ン…あ…ハルさん…熱どうでしょうか!」
「よっぽど…」