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starlight kiss
第6章 心騒ぐ時
雪都になつくように稜は肩を組む。明らかに数時間前と様子が違う秋人に克巳は聞いた。

「マネージャーと喧嘩した?」
「いや?……持ってきた仕事が最悪だ。」
「何の仕事?」
「カローレ」
「いい仕事じゃん。なんなら俺が変わろうか?」
「変わってくれんの?助かる」
「え?」
「瀬奈だ。」
「…ッ今なんて…」
「相手のいる仕事。その相手が瀬奈だ。」
「へぇ…」

そうして髪を手直されながらカメラの立ち位置につく。自然な様子を撮しだすように大声でなければ会話も大丈夫とのことだった。

「それでいいのか?」
「俺は…姫に受けるか否かを決めさせた。でも…答えは無かった」
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