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ドラスティックな恋をして
第11章 潮時・・
「ごめんなさい、こんな遅い時間に迎えに来させちゃって」

「遅い時間だから迎えにくるんだろ?あ、結構飲んでるな?」

ついさっきのアルコールが役に立った。
飲み過ぎの妻を演じながら、肩を並べて歩く夫の腕に手を添えた。

「依子・・やっぱり一人じゃ寂しいのか?」

その一言で、悟志が何を考えているのかわかった。
20数年夫婦をやってきたんだから、それくらいわかるわ・・と
依子は悟志の次の言葉をさえぎって、ここに来るまでに考えていたことを口にした。

「2~3ヶ月・・そっちに行ってみる・・」

「え?」

昌宏との間に立ちはだかったホテルのドアを背にしてから、
電車の中で窓ガラスに映る自身の心を見ながら、
少しの迷いを交えながら、考えていた。

これが今の自分にとって選ぶべき方法だ、と。
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