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パズル Ⅱ
第11章 K高祭
「へー、糟谷やるじゃん」
昌希くんがニヤニヤと笑うと、
「やめてくださいよ」
糟谷くんが照れる。
「美桜ちゃんは糟谷と写真撮らなくていいの?俺、撮ろうか?」
「い、いいよ、私は玲奈ちゃんのオマケだから!」
「そうなん?ま、いいけど。まだ、これから回るとこ?」
「うん。」
「じゃ、コレあげるよ。バスケ部の顧問の先生に貰ったんだけど、母校の屋台なんて俺興味ないし。友達となんか食べな」
そう言って昌希くんは食券の綴をくれた。
「酷いな、幸村先輩。ウチのコーヒー評判なんですよ」
「バリスタマシンだろ。俺らもやったっての。」
「なんだ、そうだったんですか…」
「ありがとう。昌希くん、またね。」
「ん、バイバイ」
そこで昌希くんと別れて、私たちは教室に戻った。
10月の爽やかな風にカーテンが揺れて、その窓辺で本を読んでる未玖ちゃんが風景の一部のようにサマになってた。
昌希くんがニヤニヤと笑うと、
「やめてくださいよ」
糟谷くんが照れる。
「美桜ちゃんは糟谷と写真撮らなくていいの?俺、撮ろうか?」
「い、いいよ、私は玲奈ちゃんのオマケだから!」
「そうなん?ま、いいけど。まだ、これから回るとこ?」
「うん。」
「じゃ、コレあげるよ。バスケ部の顧問の先生に貰ったんだけど、母校の屋台なんて俺興味ないし。友達となんか食べな」
そう言って昌希くんは食券の綴をくれた。
「酷いな、幸村先輩。ウチのコーヒー評判なんですよ」
「バリスタマシンだろ。俺らもやったっての。」
「なんだ、そうだったんですか…」
「ありがとう。昌希くん、またね。」
「ん、バイバイ」
そこで昌希くんと別れて、私たちは教室に戻った。
10月の爽やかな風にカーテンが揺れて、その窓辺で本を読んでる未玖ちゃんが風景の一部のようにサマになってた。