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パズル Ⅱ
第13章 年末年始の出来事
年末、同じ部署の藤沢さんという女の先輩と、会社の買い出しに行った。
会社の上役が年始の挨拶まわりに使う品を百貨店に発注してしていて、それを受け取りに行ったのだ。
受け取りだけなんだから1人でもよかったんだけど、発注の担当者が藤沢さんだから、受け渡し時に注文したモノに間違いがないかの確認が要る、と言われ、藤沢さんは車の運転ができないから、俺が社用車を出すことになった、って流れだ。
社用車を駐車場に入れようとしたら、年末だけあって、結構混んでて、空きスペースを探すのに時間がかかりそうだったから、藤沢さんには適当な場所で降りてもらって、俺は駐車場に車を停めて合流することにした。
「10Fの外商スペースですよね?」
「うん、そう。分からなかったら電話して。車停めるのに時間かかるようだったら、人多いし、最悪1Fのインフォメで。」
「了解です」
車を停め、店内に行くと結構な混雑だった。
10Fは外商スペースと、催事場。
催事はまだお節も片隅にあるけど、ピークも過ぎて、冬物衣類だの、ブラックフォーマルだのが目立つ。
会社の上役が年始の挨拶まわりに使う品を百貨店に発注してしていて、それを受け取りに行ったのだ。
受け取りだけなんだから1人でもよかったんだけど、発注の担当者が藤沢さんだから、受け渡し時に注文したモノに間違いがないかの確認が要る、と言われ、藤沢さんは車の運転ができないから、俺が社用車を出すことになった、って流れだ。
社用車を駐車場に入れようとしたら、年末だけあって、結構混んでて、空きスペースを探すのに時間がかかりそうだったから、藤沢さんには適当な場所で降りてもらって、俺は駐車場に車を停めて合流することにした。
「10Fの外商スペースですよね?」
「うん、そう。分からなかったら電話して。車停めるのに時間かかるようだったら、人多いし、最悪1Fのインフォメで。」
「了解です」
車を停め、店内に行くと結構な混雑だった。
10Fは外商スペースと、催事場。
催事はまだお節も片隅にあるけど、ピークも過ぎて、冬物衣類だの、ブラックフォーマルだのが目立つ。