この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
パズル Ⅱ
第14章 2月、3月

「美桜は?食べないのか?」
「ずっと練習してたから、昨日も食べたし、オムライスはどっちでもいいかな…」
練習って…ますます健気じゃないか…そういうトコ、可愛いって思っちゃう。
「じゃ、俺がなんか作ってやろうか?」
「晃兄、料理できるの?」
「いや。」
料理は出来なくても余り物で腹が膨れるモノは作れる。学生の頃、家に帰ってきよちゃんが買い物とかでいない時、よくその辺のものかき集めてラーメンとかトーストとか作って食ってた。
隣のキッチンに行くと、ステンレスのバットの中に炒めたチキンライスの具が入っていた。
美桜も続いてキッチンにくる。
キッチンの間取りは昔と変わりない。
「ずっと練習してたから、昨日も食べたし、オムライスはどっちでもいいかな…」
練習って…ますます健気じゃないか…そういうトコ、可愛いって思っちゃう。
「じゃ、俺がなんか作ってやろうか?」
「晃兄、料理できるの?」
「いや。」
料理は出来なくても余り物で腹が膨れるモノは作れる。学生の頃、家に帰ってきよちゃんが買い物とかでいない時、よくその辺のものかき集めてラーメンとかトーストとか作って食ってた。
隣のキッチンに行くと、ステンレスのバットの中に炒めたチキンライスの具が入っていた。
美桜も続いてキッチンにくる。
キッチンの間取りは昔と変わりない。

