この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
パズル Ⅱ
第16章 間宮さん
「理解は、出来ませんけど…気持ち悪いとは、思いませんよ。人の好みはそれぞれだし…ただ、俺は、女性が好きなので、間宮さんの気持ちには応えられません…すみません」

間宮さんはふるふるとかぶりを振る。

「こっちこそ、ゴメンね…同僚に、手出すなんて最低な事したのに…そんな風に言ってくれるなんて…幸村くんは、心が広いね…」

「いや、驚き過ぎて頭がついていかないってのが、正直なところっていうか…」

間宮さんは自嘲的に笑う。

「俺もさ…別に女の子になりたいとか、男に生まれたことに違和感があるとかじゃないんだけど、何故か好きになるのが男ばっかりで…悩んで、女の子と付き合ってみたりもしたんだ。でも、やっぱり自分を偽ってる感が強くて、だんだん辛くなってくるし、相手にも失礼だな、って思って。ゲイ同士で付き合えばいいんだけど。いいな、って思うのが、何故かノンケばっかりなんだよね…」

それはまた、報われないなぁ…
相手が自分でも気付いてなかったけど、俺実は男もイケるわ、ってなる、可能性って、限りなく低い気がする…
/197ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ