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第18章 大団円

色々あったけど、今日、この日を迎えられたのが本当に嬉しい。

これで、離婚しない限り、美桜にとって、俺が唯一無二のオトコだって事も。

もちろん浮気するつもりもないし、一生大切にしていくつもりだ。

付き合って5年が過ぎたけど、それでもまだ、待った時間に届かない。

我ながら本当に気の長いことしたな、と思う。

でも、その間もずっと美桜が俺のことを想ってくれてたからこそ、今がある。

そんなことを考えていたら、スタッフに呼ばれた。

俺と美桜、両家の両親と昌希の7人でリハーサルを済ませ、いよいよ本番だ。