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パズル Ⅱ
第4章 交錯する想い

父さんが結婚したのは俺が出来たからだ、なんて10歳の子に説明するのも藪蛇だな。
俺は10歳の時にセックスの情報を得たけど、アレは不可抗力みたいなもんだ。なんていうか、自分の口からそれを上手く美桜に伝える自信もないし、何より、美桜にはまだそんなこと知って欲しくなかった。
いずれ、知ることになる。
でもそれは今でなくていい。
情報を得ることで、美桜が性的なコトに興味を持ってしまうのが怖かった。
今のコのセックス事情は知らないけどさ。
余計な情報を入れてしまうことで、美桜が汚れてしまう気がして、それが嫌だった。
「俺はまだ、当分結婚はしないと思うよ」
デキちゃわない限りは…
「本当?」
美桜の顔がパッと明るくなる。
「晃兄、あと8年は結婚しちゃダメだからね!」
「え?」
「約束して!」
美桜が小指を突き出す。
指切りげんまんってことか…
でもなんで8年…?
「結婚、するつもりはないけど…8年て結構だぞ…約束しても守れるかどうかは判らんけど…」
俺は10歳の時にセックスの情報を得たけど、アレは不可抗力みたいなもんだ。なんていうか、自分の口からそれを上手く美桜に伝える自信もないし、何より、美桜にはまだそんなこと知って欲しくなかった。
いずれ、知ることになる。
でもそれは今でなくていい。
情報を得ることで、美桜が性的なコトに興味を持ってしまうのが怖かった。
今のコのセックス事情は知らないけどさ。
余計な情報を入れてしまうことで、美桜が汚れてしまう気がして、それが嫌だった。
「俺はまだ、当分結婚はしないと思うよ」
デキちゃわない限りは…
「本当?」
美桜の顔がパッと明るくなる。
「晃兄、あと8年は結婚しちゃダメだからね!」
「え?」
「約束して!」
美桜が小指を突き出す。
指切りげんまんってことか…
でもなんで8年…?
「結婚、するつもりはないけど…8年て結構だぞ…約束しても守れるかどうかは判らんけど…」

