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パズル Ⅱ
第1章 俺の家族
ネットで調べたとき、俺の携帯はアダルトコンテンツの閲覧制限がかかっていて。父さんのIDで勝手にログインして解除したら、父さんの端末にメールが届いてて、バレた。
父さんは、頭ごなしに叱ることはしなかったけど、夕飯の後、寝室に呼ばれて、
「携帯出して、ロック解除して」
と、突然言われた。
え?と焦りながら、おずおずと携帯を渡すと、検索履歴を見られて。
「…ちょっと、早くないか?」
「早いって何が?」
「何が見たかったんだ?」
「…15歳で子供産めるかどうか…」
「なんで、そんなこと知りたかったんだ?」
「僕ときよちゃんて15歳しか離れてない。僕が生まれた時、父さんは22だったんでしょ。大学生で中学生のきよちゃんとセックスしたの?」
父さんは目を見開き、ハァッと大きな溜息をついた。
「…なワケあるか。そんなことしたら父さん捕まるわ。」
「そうなの?」
「…まぁ法律の詳しい部分に関しては父さんもよくは知らないけど、普通はそんなことしない。お前を産んだのはきよちゃんじゃないよ。」
父さんは、頭ごなしに叱ることはしなかったけど、夕飯の後、寝室に呼ばれて、
「携帯出して、ロック解除して」
と、突然言われた。
え?と焦りながら、おずおずと携帯を渡すと、検索履歴を見られて。
「…ちょっと、早くないか?」
「早いって何が?」
「何が見たかったんだ?」
「…15歳で子供産めるかどうか…」
「なんで、そんなこと知りたかったんだ?」
「僕ときよちゃんて15歳しか離れてない。僕が生まれた時、父さんは22だったんでしょ。大学生で中学生のきよちゃんとセックスしたの?」
父さんは目を見開き、ハァッと大きな溜息をついた。
「…なワケあるか。そんなことしたら父さん捕まるわ。」
「そうなの?」
「…まぁ法律の詳しい部分に関しては父さんもよくは知らないけど、普通はそんなことしない。お前を産んだのはきよちゃんじゃないよ。」