この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
パズル Ⅱ
第7章 自覚
晃兄に制服をもっとよく見てもらおうと思って、立ち上がってクルッとターンする。

着地に失敗して、足元がフラついた。

「おととっ…」

「危ない!」

ガシっと抱きとめてくれる、晃兄のたくましい腕。

ずっと、こうしてて、お願い…晃兄の袖をぎゅっと握ったのに。

私のお願いも虚しく、晃兄は私の身体を離し、くしゃ、と頭を撫でてきた。

どこまでいっても、子供扱い…

急にテンションが下がって、少しだけ喋って、うちに帰った。

まだ、中学生じゃハナシになんないよね…

でも、高校生くらいになったら、少しはオンナ扱いしてくれるかなぁ…

その時、晃兄は社会人だけど…

結婚、しないでいてくれるかなぁ…

希望でしかない。

考えるだけで、ポロリと涙が溢れた…




/197ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ