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パズル Ⅱ
第8章 リセット
何時ものようにセックスを終えて、賢者タイムに入った俺を置いて真紀がシャワーを浴びに行く。

ふと喉の渇きを覚えてノロノロとベッドから起きだし、パンツだけ履いてキッチンに行き、記憶を頼りにシンク上の小さな蛍光灯のスイッチを手探りで見つけて灯りをつけた。
暗い部屋の中、ピンスポットのようにシンク周りだけが明るくなる。
冷蔵庫から麦茶のポットを出し、勝手にコップを出して注いだ。

ふとコンロの奥に、缶コーヒーの空き缶があるのが目にとまった。

真紀は、飲み終えた缶をこんな所に放置したりしない。
そもそも缶コーヒー自体あまり飲まない。
妙にザワつく胸を押さえながら、捨てよう、と缶を掴んだ瞬間。

カサッと、中で何かが動く音がした…

煙草の吸殻が入ってる…

飲み口にも灰が付いていた。
誰かがこの缶を灰皿代わりにこのシンク下で煙草を吸って、ここに置いたんだ、とわかった。

俺も真紀も、タバコは吸わない。
誰か、煙草を吸うヤツが来たんだ…

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