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パズル Ⅱ
第9章 夏祭
「いいよ、花火なんか久しく見てないし。友達のトコまで送り届けて、帰りは場所決めてきちんと落ち合えば帰ってこれるから。」
「助かるわぁ。じゃ、悪いけど、美桜の事よろしくね」
「任せて」
朋ちゃんは笑って手を振り、家に入っていった。
浴衣姿の美桜と2人で残される。
「晃兄、本当にいいの?」
「いいよ、予定もないし。」
現地では、友達がいるからいいとしても、浴衣で1人、夜遅くに満員電車で帰って来させる方が心配だし。
あ、でも…
「…友達って、もしかして彼氏か?」
ハタと気付いて確認した。
「ち、違うよ!彼氏なんて居ないよ!」
「そっか。彼氏と一緒なら余計なことしたかな、と思ってさ。」
美桜の言葉に、俺は密かに胸を撫で下ろした。
「あ、美桜。俺財布と携帯取ってくるからココでちょい待ってて。」
「わかった」
俺は一旦部屋に戻り、財布と携帯をポケットにつっこんで、Tシャツを着替えた。
きよちゃんにも出掛けると声をかけ、美桜の元に戻る。
「助かるわぁ。じゃ、悪いけど、美桜の事よろしくね」
「任せて」
朋ちゃんは笑って手を振り、家に入っていった。
浴衣姿の美桜と2人で残される。
「晃兄、本当にいいの?」
「いいよ、予定もないし。」
現地では、友達がいるからいいとしても、浴衣で1人、夜遅くに満員電車で帰って来させる方が心配だし。
あ、でも…
「…友達って、もしかして彼氏か?」
ハタと気付いて確認した。
「ち、違うよ!彼氏なんて居ないよ!」
「そっか。彼氏と一緒なら余計なことしたかな、と思ってさ。」
美桜の言葉に、俺は密かに胸を撫で下ろした。
「あ、美桜。俺財布と携帯取ってくるからココでちょい待ってて。」
「わかった」
俺は一旦部屋に戻り、財布と携帯をポケットにつっこんで、Tシャツを着替えた。
きよちゃんにも出掛けると声をかけ、美桜の元に戻る。