この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
パズル Ⅱ
第9章 夏祭
私はこくん、と頷く。

「美桜、俺のこと、好き?」

晃兄に聞かれて、私はまたこくんと頷いた。

「俺は…さ、今22だ。14や15のコを彼女だとか、好きだなんて他人に言える訳ないだろ」

「え…?」

「いつからだろうな…美桜が中学生になった時、かなぁ…美桜が、成長していくのが、嬉しい反面、すごく苦しくて。妹の兄貴離れが寂しいだけだって、思ってたのに、そうじゃなかった…美桜が、オトナになって、誰かと付き合ったりすると思ったら、すごく辛くて…俺だけの美桜でいて欲しいって思った…」

嘘?

「美桜は、今は彼氏はいないって言ったけど。高校卒業するまで好きな男が出来ないとは、限らない。先のことなんて、誰にも判らない。」

「……」

「俺も今は彼女はいない。積極的に作るつもりも、ない。でも、まだ美桜とは付き合えない。だから、美桜が、高校を卒業して、その時に、まだ俺への気持ちがあったら、付き合おうか…」
/197ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ