この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
後輩くんの挑戦状 ~僕に惚れてもらいます~
第18章 独占欲
「僕に惚れたというのは本当ですか」
「…ッ…!! ほ、本当 よ……」
「…なら先輩は僕のものだ。このまま抱いても…いいわけですよね」
「……っ」
彼に拘束されたままの両手首。
しっかりと私を抱き寄せて離さない腕。
「…っ…ええ」
私の顔は鼻から下が彼の胸板に埋まっていて、視界は肩に阻まれている。
両目から流している涙が…葉川くんのシャツに吸い込まれていった。
“ 私は君のもの…── ”
ええ、そうね
そういう…約束だったものね