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後輩くんの挑戦状 ~僕に惚れてもらいます~
第18章 独占欲
私が彼の瞳に吸い寄せられたままでいると、葉川くんがわきの下に手をいれて身体を持ち上げてきた。
横のソファーに座らされる。
けれど葉川くんも一緒にソファーに座ったわけじゃなくて、彼が膝をついたのは私の足元だ。
そしてスルッとズボンを脱がされる。
はいていたのはウエストがゴム仕様になったとろみのある素材のワイドパンツで、両手を使ってスムーズに脱がされた。
下着が丸見え。そんな私の脚の間に、葉川くんがいる。
「…たまりませんね、先輩の視線が。とても、…とても、熱い…──」
「…っ」
「ここもですか?」
「……ん」
下着に伸びた指が、その中心を悪戯に撫でる。
ツー……
「ン……っ」
ピクリと身体が反応した。
無造作に投げられたズボンが視界の端に映り、むき出しにされた太腿が下のほうにちらつくけど
私が見ているのは
相変わらず葉川くんの顔だけで──
だからかしら。今の私は目隠しをされている状態と似ているのかもしれなくて。
それが理由で、肌に触れてくる指の感覚がいつもより鮮明な気がしている。