この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
後輩くんの挑戦状 ~僕に惚れてもらいます~
第18章 独占欲
すぐに返事をしたいのに今の私は意味のある言葉を喋れない。
ナカへの突き込みが激しすぎて、抵抗できないまま揺さぶられるだけ──。
「アっ‥ハ、あ!…ああ‥‥ッッ」
呼吸が乱れて苦しくなり、無防備に口を開ける。
喉をのけ反らせて口を開いた時、誘っているのだと勘違いされたのか…葉川くんの口が迫り舌をねじ込まれた。
待って……!
お願い、返事をしたいの。
「ハァっ─‥ン、んん!…‥んっ、ぁぁ‥!!」
「フ、ぅ……ハァっ…ハァ」
「‥ハ.‥ぁぁ ん、んんー‥ッ‥‥ハァっ」
少しでいいから時間をちょうだい。
私は君を捕まえたい。
ヒラヒラと何処かへ飛び立ちそうな蝶を
繋ぎ止めておくには──花の蜜だけじゃあ足りないのよ。
「ああ!…‥ハっ‥アッ!!──…んん‥っ、ン…‥」
君の言葉が本気なら…
こんな私にもう一度だけ、チャンスをちょうだい。
女としての幸せを夢見る権利を、私に授けて。