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後輩くんの挑戦状 ~僕に惚れてもらいます~
第21章 終章 ~ この身勝手な小悪魔と
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それは二日後の正午だった。
私に朗報が届いたのだ。
「すごい! やりましたね季里さん~!」
穂花が、まるで自分のことのように喜んでくれる。
受話器を耳に当てる私は、もう少しだけ声を小さくしてほしいと思いながらも、祝ってくれる彼女に感謝した。
「…はい。では詳しい話はまた後日に…。…はい、ありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします」
電話相手との話が終わり、受話器を置く。