この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
後輩くんの挑戦状 ~僕に惚れてもらいます~
第21章 終章 ~ この身勝手な小悪魔と

「…私が辞めた後、この事務所はやっていけるんですか」

「うーん。…なんとかなる…だろ」

「フっ…またその台詞。藤堂さんがそれを言う時は、なんとかならないケースのほうが多いですよ?」

「心配しなくてもインターンの募集をかける。知り合いの教授達にも相談して、優秀な人材も捕まえるさ」

「葉川くんみたいな?」

「彼は間違いなく優秀だが……、俺にとっちゃ疫病神でもあるからなぁ」

「ああ…─フフ、そうですね」



疫病神──それは正しい形容かもしれない。
私は小悪魔と名付けたけれど。

私の心を掻き回すだけじゃ飽きたらず、入ったばかりのこの事務所にまで変革をもたらしたのだから。


ホント……たいした男よ、君は。





──



「ただいま戻りました」



私と藤堂さんが笑い合っているところへ、疫病神、その張本人が帰ってきた。



/414ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ