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後輩くんの挑戦状 ~僕に惚れてもらいます~
第7章 休日の小悪魔
さて、朝食もとったことだし
今から車を事務所に返して…そこから電車で自分のアパートに戻って…
家につく頃にはお昼前かしら?
夜まではまだ時間があるし、と言っても改めて出掛けるのは気乗りしないわね。
さてどうしたものか…。
──と、この後の予定を考えていたのに
「ちょっと」
何故まだこんな状況に?
「ちょっと!待ちなさい」
「なんですか?」
喫茶店を出た私たちは、そこで互いに手を振り別れる筈だったのに。
どういうわけか、私は葉川くんの後を追いかけるはめになっている。