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すべての生き物に愛を求めて
第6章 人妻
ナターシャさんに「では、また。」と言ってドアの方へと向かう。
途中、メイドさんにアロマオイルと素焼きのディフューザーを渡した。
「先程奥様を診察させていただきましたが、心労がかなり体の方に出てきてしまっているようです。
このオイルの香りには心を安らかにさせる効能がありますので、こちらのディフューザーに数滴垂らして使ってください。」
「はい。わかりました。」
そして、メイドさんの耳元で……
「貴女にはこのタブレットを…。
地震の後、月のものが来ていないでしょう?
体がビックリして止まってしまっているので、これを1日1錠飲んで体を元の状態に戻してあげてください。」
と言って、2週間分の薬が入っている小瓶をそっと手渡した。
すると、メイドさんは目をパチクリした後、またもや真っ赤な顔でうつ向いて、か細い声で「ありがとうございます…」とお礼を言う。
しかし、うつ向いていたと思ったら、スッと顔をあげて
「こちらになります。」
と案内してくれた。
付いていくと、玄関ではなく廊下にある踊り場の一角へとたどり着く。
そこにはいかにも事務処理が得意そうな優男が立っており、その下には魔方陣が描かれていた。
途中、メイドさんにアロマオイルと素焼きのディフューザーを渡した。
「先程奥様を診察させていただきましたが、心労がかなり体の方に出てきてしまっているようです。
このオイルの香りには心を安らかにさせる効能がありますので、こちらのディフューザーに数滴垂らして使ってください。」
「はい。わかりました。」
そして、メイドさんの耳元で……
「貴女にはこのタブレットを…。
地震の後、月のものが来ていないでしょう?
体がビックリして止まってしまっているので、これを1日1錠飲んで体を元の状態に戻してあげてください。」
と言って、2週間分の薬が入っている小瓶をそっと手渡した。
すると、メイドさんは目をパチクリした後、またもや真っ赤な顔でうつ向いて、か細い声で「ありがとうございます…」とお礼を言う。
しかし、うつ向いていたと思ったら、スッと顔をあげて
「こちらになります。」
と案内してくれた。
付いていくと、玄関ではなく廊下にある踊り場の一角へとたどり着く。
そこにはいかにも事務処理が得意そうな優男が立っており、その下には魔方陣が描かれていた。