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朽ちぬ華
第7章 言葉の亡骸

 ねえ、パパ

 あの光はどこから

 ねえ、パパ

 頬に当たる滴は

 ねえ、パパ……

 どうして空は

 訊きたかったことはもうないよ

 すべて空が教えてくれた

 ねえ、パパ

 亡骸はどうしたの

 僕の捧げた言の葉も

 ねえ、パパ

 これは夢の中

 そろそろ帰りたいなと

 少年はぼやく

 真っ黒の中

 もう帰れない言の葉たちと

 ねえ、パパ

 ねえ、パパ……

 いつ声をかけるの
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