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ロッカールーム
第1章 1日目 ♂
電車に揺られながら、独身寮に帰っても、
不思議な【ロッカールーム】のことと、あの柔らかい感触が頭を離れない。
あれは何だったのだろうか…
何となくはわかっている。いや、わかっては、いるのだ。
生暖かい体温、命ある物体特有の…
きっと、あの中にいたのは、女性ではないか…
でも一つのロッカーに一人だとすると、体を折り畳むようにして入っていることになる。
そんなことを仕事にしている女性がいるだろうか…
どうせ見えないのだから、感触の似たものかもしれない。
でも、動いた。
それは、僕が触れた時に動いたのだ。
不思議な【ロッカールーム】のことと、あの柔らかい感触が頭を離れない。
あれは何だったのだろうか…
何となくはわかっている。いや、わかっては、いるのだ。
生暖かい体温、命ある物体特有の…
きっと、あの中にいたのは、女性ではないか…
でも一つのロッカーに一人だとすると、体を折り畳むようにして入っていることになる。
そんなことを仕事にしている女性がいるだろうか…
どうせ見えないのだから、感触の似たものかもしれない。
でも、動いた。
それは、僕が触れた時に動いたのだ。