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ロッカールーム
第11章 7日目 ♂
何かが起こる。予感がしてドキドキした。
娘が仕方なく言うことをきく罰の原因は何なのか、
演技でもやらせでもなく何かが起こると思った。
画面から消えていた男が戻ってくる。金属の医療用を思わせる洗面器を持っていた。
カシャン…
同じく医療用の金属のワゴンに置いて殺風景な部屋に無機質な音が響いた。
『いずれにせよ、近いうちにしなければならないことだから。』
男は冷たく言い放ち、洗面器の中から、ガラス製の注射器を取り出した。
娘は輪に足を掛けたまま四つん這いで前を向いている。
洗面器の中に張ってあった液体を注射器で吸い上げて、無防備な娘の背後に近づいた。
「Dの為の準備だな。」
ロクさんがポツリと言った。
娘が仕方なく言うことをきく罰の原因は何なのか、
演技でもやらせでもなく何かが起こると思った。
画面から消えていた男が戻ってくる。金属の医療用を思わせる洗面器を持っていた。
カシャン…
同じく医療用の金属のワゴンに置いて殺風景な部屋に無機質な音が響いた。
『いずれにせよ、近いうちにしなければならないことだから。』
男は冷たく言い放ち、洗面器の中から、ガラス製の注射器を取り出した。
娘は輪に足を掛けたまま四つん這いで前を向いている。
洗面器の中に張ってあった液体を注射器で吸い上げて、無防備な娘の背後に近づいた。
「Dの為の準備だな。」
ロクさんがポツリと言った。