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ロッカールーム
第15章 10日目…♂
純さんもロクさんも営業らしい。

ただそれ以上は仕事の話にならず、始まった映像を見た。

僕だけ二度目だったが…

「あ〜ぁ、とうとう『あい』は開通しちゃったんだね。」

「そうなんだよ、純さん。しかも、今日は仕事に出ていて、坊がさっき初仕事したんだよ。」

「ロクさん、僕がじゃなくて『あい』がでしょう。アハハッ…」

「そうだな、坊はいつものようにドSになってた。」

「じゃあ場所を教えて、」

「左の一番上です。」

「しかし、こんな映像みると、調教とか奴隷とか憧れてしまうね。」

「いや、俺はその感性だけはわからないや。そういう店とかあるらしいじゃないか。」

「たぶんそれじゃぁ満足しないんだと思いますよ。」

「そんなもんか…」

「じゃあ早速『あい』を開けてみましょうか。」

「純さん、僕の後でその、ぽっかり開いたままなんですが…」

「ハハッ…まぁ見ててよ。」

「俺は見届けたらそのまま失礼するよ。」

3人で連れ立ってロッカーに向かう。

純さんの脚立の左右に分かれて覗きこんだ。
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