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ロッカールーム
第20章 19日目…日中…♂&♀
内外満たされる快感。
『ひな』を残して物品倉庫の扉を閉めるだけで、また興奮した。

『ひな』はどう思っているのだろう。
『会社に副業をバラさないで欲しい』のが、昨日今日との話したいことだと思ったが、違うらしい。

明日、お仕置きをしてから、じっくり聞いてやろう。
ネットで見るだけだった調教を『ひな』に施せる。
それだけで興奮できた。

倉庫にいた時間は10分あまり、これなら怪しまれることもない。
トイレにいって顔がにやけていないか確認し自席に戻った。

ロクさんや純さんに『ひな』のことは黙っていよう。
『ひな』との関係がしっかり確立したら報告しようと決めた。

夕方に彼女がまた課に来た。
課長に用事があったようだ。
課を出るとき、振り返った『ひな』と目が合う。
それだけで頬を染める『ひな』、中途半端に発情させられて足りないのだろうか。


僕がいつも通りに軽く会釈すると、『ひな』はぎこちなく仕事の笑顔を作りペコリと会釈した。

人気者の彼女には煩わしいという感情しかなかったが、
元々可愛い顔立ちが被虐に歪むのは美しい。
まだ、この感情が何なのかはわからなかった。
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