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ロッカールーム
第23章 20日目…夜…初調教
僕はその後も仕事に没頭し、会社を出て、『ひな』に隣駅で待っていること、駅に着いたら連絡するようメールした。

そして待ち合わせ場所に決めたコンビニの下調べを済ませた。

風俗街があるほどの繁華街を持つ最寄り駅の隣駅は、あまり栄えてなく、会社の人と会う心配はなかった。

寂れた居酒屋と数件のラブホがあるだけだ。

『ひな』から到着を知らせるメールが届き、コンビニまで来るよう返信した。

程なく彼女がやって来た。

「お待たせしました…ご主人様…」

語尾は小さな声で言う。

「『ひな』、ちょっとコンビニで買い物して、居酒屋に行って腹ごしらえしたら、ホテルで話を聞く予定だがいいな。」

「はい。ご主人様…」

「一々ご主人様を付けなくていい。」

「はい。」

「今日は『ひな』がどれだけ忠実な奴隷か試させてもらうよ。」

「分かりました。」

彼女が会釈する。

彼女は忠誠を誓うようなしっかりとした眼差しをする。

さて、次の命令を聞いても従えるか?

僕は初調教に期待した。

「じゃあコンビニでコンドームを買って来なさい。コーナーから俺に電話して言う通りにしなさい。」

「え?」

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