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ロッカールーム
第3章 3日目 ♂
最初の日は、誰かいないのかと思ったが、やはりこうなると気恥ずかしい。


そう思うのは僕だけなのか、男はジャラジャラと玉簾を開けて戻ってきた。

小さな冷蔵庫のようなものからホットタオルを出して、おもむろに後始末をしてダストボックスに放り投げた。


「良かったですね。Cに当たって…」

男は返事もせずに手帳に書き込み、書き終えたものを見せてくる。


『D』

きょとんとして見返すと…

「アナルだよ。まさか、そんなことまでさせてくれるとは思わなかった。」

ドスンと背もたれに寄りかかって男が言った。
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