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残像
第10章 おまけー再会ー
「そういえば、なんで店の看板に鬼の絵があるの?」
「鬼と〆で、おかずのお煮しめと掛けてるだけだろ。借りてる店だからね。看板も変えてないの。ま、鬼みてぇな痘痕ヅラのオンナがやってる店だってこの辺じゃ通ってっからさ」
「鬼って…また可愛らしい鬼がいたもんだ。こんな鬼なら食われてみたいね」
八尋が微笑む。
「嫌だよ色男が!そんな心にもないおべっか使ったってお釣りはまからないからね!」
「そんなつもりで言ったんじゃないよ。」
お釣りを受け取る。
「ありがとう。じゃ、ちょっと裏寄らしてもらうね」
「はいよ。」
鍋を目の高さまで上げて礼を言い、店を出た。
「鬼と〆で、おかずのお煮しめと掛けてるだけだろ。借りてる店だからね。看板も変えてないの。ま、鬼みてぇな痘痕ヅラのオンナがやってる店だってこの辺じゃ通ってっからさ」
「鬼って…また可愛らしい鬼がいたもんだ。こんな鬼なら食われてみたいね」
八尋が微笑む。
「嫌だよ色男が!そんな心にもないおべっか使ったってお釣りはまからないからね!」
「そんなつもりで言ったんじゃないよ。」
お釣りを受け取る。
「ありがとう。じゃ、ちょっと裏寄らしてもらうね」
「はいよ。」
鍋を目の高さまで上げて礼を言い、店を出た。