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最初拒んでいたが段々逆らえなくなり最後は許してしまうシリーズ
第3章 『未亡人』編
男の手が女の両肩を掴む。
固定された細い体に容赦なく腰が打ち付けられた。
「そうか、そうか、じゃあ、志穂さんはまだ女の悦びを知らないんだね。じゃあ、いくよ、いいね、ほら、弟にもその顔を見せてあげなさい」
女の顎に後ろから手を当て、上を向けた。
そうやって、男の動きがさらに速さを増した。
「いやっ! いやよっ! ああっ! だめーっ!」
「おおっ! 出るっ! 出るぞっー!」
男は最後に一度深く腰を入れ込むと、その激しい動きを止めた。
その瞬間、女の首が反り、口からは声にならない息が吐き出された。
女の、遺影に伸ばされた手から力が抜け、ゆっくりと下に落ちた。
男が女から離れ、立ち上がった。
「志穂さん……また、初七日の日に……」
涙に濡れた女の瞳には、線香の煙の漂う中、袈裟を整え、長い数珠を手に巻く男の後ろ姿が映っていた。
完
固定された細い体に容赦なく腰が打ち付けられた。
「そうか、そうか、じゃあ、志穂さんはまだ女の悦びを知らないんだね。じゃあ、いくよ、いいね、ほら、弟にもその顔を見せてあげなさい」
女の顎に後ろから手を当て、上を向けた。
そうやって、男の動きがさらに速さを増した。
「いやっ! いやよっ! ああっ! だめーっ!」
「おおっ! 出るっ! 出るぞっー!」
男は最後に一度深く腰を入れ込むと、その激しい動きを止めた。
その瞬間、女の首が反り、口からは声にならない息が吐き出された。
女の、遺影に伸ばされた手から力が抜け、ゆっくりと下に落ちた。
男が女から離れ、立ち上がった。
「志穂さん……また、初七日の日に……」
涙に濡れた女の瞳には、線香の煙の漂う中、袈裟を整え、長い数珠を手に巻く男の後ろ姿が映っていた。
完