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歪んだ鏡が割れる時
第2章 第二章
「ユウちゃん」
「なあに?」
「悪いけど、そのジーパン脱いでくれる?」
「え?」
「それ、細いから脱がすの大変そう」
「ぷっ……あははは」
「笑うなよ、雰囲気壊すだろ」
それでもユウはころころと笑う。そして寝そべったままお尻の下までジーンズを下げると、弾みをつけて両足を高く上げ、同時にスルッと脱いでみせた。
「す、凄い技だなそれ」
「あ、裏返しになっちゃった」
結局起き上がり、ジーンズの中に手を突っ込んで元に戻してる。
きちんとたたみ終えると、寝転んだ俺の横に滑り込んできた。
「おいで」と言うと「うん」と笑って腕にすっぽり収まった。
シャツもブラも、ショーツも脱がせた。大人になる一歩手前のユウの身体が眩しくて、つい見とれてしまう。
綺麗だ。
まだ括れの少ない腰の曲線や、高く盛り上がった乳房、可愛らしい口元。それがこの先、誰かの上に跨がり、自分の乳房を掴んで乱れたりするのか。その小さな口で誰かのイチモツを咥え込み、奉仕したりするのか。
いずれそうなるなら今俺の手で……。
「そんなに見つめたら恥ずかしいよ」
「……ちょっと、顔洗ってくる」
「え?」
ユウにタオルケットを被せて風呂場に行った。身体の火照りを抑える為に水をかぶった。