この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
歪んだ鏡が割れる時
第3章 第三章
「あ……」

乳房の先を甘噛みされ、思考が停止する。

ほら、何も変わってはいない。戻っていける、以前の私に……。

乳房に顔を埋めて息を荒くした雅人が、布団を掛け直して下にさがっていく。

え……。

緊張した私の膝を力ずくで開き、熱い息を吐きかけると、いきなりそこにむしゃぶりついた。

「っ……、ま、雅人……あぁっ」

太ももを押し開き、激しく舐め回してくる。両手で肉を開き、蕾に強く吸い付いた。熱い刺激に仰け反る私の腰を抑え付け、更に唇が膣口を塞ぐ。

いやらしい吸着音が響いた。

「あぁぁっ……」

「あぁ、やっぱり透子はいい女だ」

久しぶりの情交に興奮しているのか、珍しい言葉が聞こえた。

「気持ちいい?ねえ、透子」

掛けられた薄い布団の下で、夫の頭が動く。舐め上げる度に布がせり上がリ、また深く沈む。

舌なめずりをする怪しい音にくぐもった唸り声が重なり、右に左に傾く薄掛けの下で、冷静さを失くした男が蠢いていた。

「ま、雅人……あぁっ」

「いっぱい濡れてるよ透子、わかる?指が2本入った」

指の動き、舌使い、執拗に攻め立てる唇、そして、言葉。

違和感があった。何かが違う……。

彼は、口淫を続けながら身体を移動させ、そして、私の顔の上で膝を開いた。

掛け布団がベッドから滑り落ちた。



/195ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ