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歪んだ鏡が割れる時
第3章 第三章
再び後ろに立った彼の両手が、乳房と腹部に巻きついた。
「私が思っていた通りの女性だよ君は」
言葉を失った私と、嬉しげな男が鏡の中で見つめ合う。ブラジャーに入り込んだ手が乳房を包み、下腹部を撫でる手がショーツに忍び込んでいく。
「や、やめて、やめてください……っ、あぁ……」
ショーツがずれ、その奥で指先が弧を描いた。乳房の先をつねられ、襟足を舌が這う。
卑猥な光景を見せつけられ、思わず目を逸らした。
「透子、思い出したかな?私の指を」
彼の声が、指が、理性に手を伸ばす私を引きずり込んでいく。
「い、いや、ここはいや」
「もう少し足を開いてくれないか」
奥を擦る刺激に首を振り、硬く足を閉じて、せめてもの抵抗を試みる。
「ふっ、君らしいね、酔わせた方がよかったかな?」
「っ……」
背中のホックが外された。そして間を置かず、ショーツが視界から消えた。
「や………、ま、松岡様っ…」
「ちがう」
「ひろゆ……」
前に下ろした私の両手が、頭の後ろへと戻される。
不意に、左の足首を強く掴まれた。私は抵抗する術も無く、洗面台に乗せられた自分の足と、光る足枷を見た。
「やめて……」
慌てて閉じた冷たい膝を、熱い手のひらがゆっくりと開いていった。
「私が思っていた通りの女性だよ君は」
言葉を失った私と、嬉しげな男が鏡の中で見つめ合う。ブラジャーに入り込んだ手が乳房を包み、下腹部を撫でる手がショーツに忍び込んでいく。
「や、やめて、やめてください……っ、あぁ……」
ショーツがずれ、その奥で指先が弧を描いた。乳房の先をつねられ、襟足を舌が這う。
卑猥な光景を見せつけられ、思わず目を逸らした。
「透子、思い出したかな?私の指を」
彼の声が、指が、理性に手を伸ばす私を引きずり込んでいく。
「い、いや、ここはいや」
「もう少し足を開いてくれないか」
奥を擦る刺激に首を振り、硬く足を閉じて、せめてもの抵抗を試みる。
「ふっ、君らしいね、酔わせた方がよかったかな?」
「っ……」
背中のホックが外された。そして間を置かず、ショーツが視界から消えた。
「や………、ま、松岡様っ…」
「ちがう」
「ひろゆ……」
前に下ろした私の両手が、頭の後ろへと戻される。
不意に、左の足首を強く掴まれた。私は抵抗する術も無く、洗面台に乗せられた自分の足と、光る足枷を見た。
「やめて……」
慌てて閉じた冷たい膝を、熱い手のひらがゆっくりと開いていった。