この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
同級生
第1章 シーン1
和也はモスグリーンのTシャツにグレーの綿パンというスタイルで、はにかむような、なんとも複雑な表情をこちらに向けて無言のまま立ちすくんでいる。
「意味わかんない。」
黒レースのティアードのスカートから出ている脚を開き加減にして腕を組んで和也の前に立つと、詰問する調子であたしは続けた。
「あんたが客ってこと?」
和也は下を向いたままこちらに目を合わせずにぼつっと言った。
「俺じゃ駄目なの?」
そう、私は配達されたデリヘル嬢なんだから。基本的に相手が誰だろうと問題がなければ拒むいわれはない。
この際、同級生と言うことが問題かどうかということはさておいてだ。
「意味わかんない。」
黒レースのティアードのスカートから出ている脚を開き加減にして腕を組んで和也の前に立つと、詰問する調子であたしは続けた。
「あんたが客ってこと?」
和也は下を向いたままこちらに目を合わせずにぼつっと言った。
「俺じゃ駄目なの?」
そう、私は配達されたデリヘル嬢なんだから。基本的に相手が誰だろうと問題がなければ拒むいわれはない。
この際、同級生と言うことが問題かどうかということはさておいてだ。