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同級生
第2章 シーン2
中からは一万円札が10枚と手紙が出てきた。
『どれだけ渡せば良いのかわからないので、今あるお金を入れました。余るとおもいますが、余った分はそのお金の分だけ、僕がその時間をもらいます。その時間だけは僕の由佳でいて欲しいです。』
何だかわけの分らないこと書いてある。
だが言いたいことはこの金の分だけあたしを買いたいということだ、その時間だけは他の男の相手をしないでくれということだ。
金と手紙をポーチに戻し、個室から出た。なんてこったい。
思いっきりあたしはトイレのドアを蹴飛ばした。
ドアが派手な音を立てた。
馬鹿野郎!探すのに手間かかるじゃねえかよ!
連絡先くらい書いて置けよ。この金の分だけサービスしてやるからよ。
いや、金なんかいらねえ。もうバイトも止めた。あいつが付き合いたいっていうかどうかわからないけど、和也と、ちゃんと付き合ってみたいと思う自分に素直になろうと思った。
ドアを開けてあたしは教室に向かった。
先生に和也の連絡先を聞くために。
完
『どれだけ渡せば良いのかわからないので、今あるお金を入れました。余るとおもいますが、余った分はそのお金の分だけ、僕がその時間をもらいます。その時間だけは僕の由佳でいて欲しいです。』
何だかわけの分らないこと書いてある。
だが言いたいことはこの金の分だけあたしを買いたいということだ、その時間だけは他の男の相手をしないでくれということだ。
金と手紙をポーチに戻し、個室から出た。なんてこったい。
思いっきりあたしはトイレのドアを蹴飛ばした。
ドアが派手な音を立てた。
馬鹿野郎!探すのに手間かかるじゃねえかよ!
連絡先くらい書いて置けよ。この金の分だけサービスしてやるからよ。
いや、金なんかいらねえ。もうバイトも止めた。あいつが付き合いたいっていうかどうかわからないけど、和也と、ちゃんと付き合ってみたいと思う自分に素直になろうと思った。
ドアを開けてあたしは教室に向かった。
先生に和也の連絡先を聞くために。
完