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お礼の時効
第10章 あなたと一緒に幸せになりたいの

結婚して以来、和臣の指に翻弄されることが多くなった。自分の夫がどこでこんなことを覚えてきたのか、ふと思い口に出した。
「ちょ……っと……、どこでこんなの覚えてきたのよ……」
和臣は指の動きを止めて、春季の顔を眺めている。
「私は春季以外触れたことはないですよ。春季が私の先生ですから」
春季は目を見開きわなわなと震えだした。今までの情事を思い出し、とたんに恥ずかしくなり布団に突っ伏した。そういえば思い当たることがたくさんあった。快楽に弱い自分が和臣の手を感じる場所に導いて強請る姿を思い出す。泣きたくなった。
「春季?」
背中に和臣の呼気がかかり、それすらも自分の体を昂ぶらせる。
小さな吐息に、和臣は春季が感じていることに気がついた。舌でそこを舐める。ひゃんと春季が声をあげた。どうやらここも感じるらしく思わず口角をあげた。軽く吸い付くとまた体が震えてきた。両手で春季の柔らかな乳房を掬いあげると甘い声で啼きはじめた。
「春季? 前より敏感になっていませんか?」
春季はその言葉を耳にして一気に恥ずかしくなり、何とか和臣の体から離れようともがき始めた。
「やだ……、離して! 離してってば!」
春季の言葉を聞かず、和臣は腰を抱きそのまま中に入り込んだ。春季の中はもうすでに収縮を繰りかえてしている。和臣は抜き差しを繰り返し、春季の背中に吸い付いた。
「ひ……人の……話を……っ、聞き……なさいよ……」
訴えさえもあえなく吐息に溶けてしまう。春季はそのまま和臣を飲み込み、再び果ててしまった。
「ちょ……っと……、どこでこんなの覚えてきたのよ……」
和臣は指の動きを止めて、春季の顔を眺めている。
「私は春季以外触れたことはないですよ。春季が私の先生ですから」
春季は目を見開きわなわなと震えだした。今までの情事を思い出し、とたんに恥ずかしくなり布団に突っ伏した。そういえば思い当たることがたくさんあった。快楽に弱い自分が和臣の手を感じる場所に導いて強請る姿を思い出す。泣きたくなった。
「春季?」
背中に和臣の呼気がかかり、それすらも自分の体を昂ぶらせる。
小さな吐息に、和臣は春季が感じていることに気がついた。舌でそこを舐める。ひゃんと春季が声をあげた。どうやらここも感じるらしく思わず口角をあげた。軽く吸い付くとまた体が震えてきた。両手で春季の柔らかな乳房を掬いあげると甘い声で啼きはじめた。
「春季? 前より敏感になっていませんか?」
春季はその言葉を耳にして一気に恥ずかしくなり、何とか和臣の体から離れようともがき始めた。
「やだ……、離して! 離してってば!」
春季の言葉を聞かず、和臣は腰を抱きそのまま中に入り込んだ。春季の中はもうすでに収縮を繰りかえてしている。和臣は抜き差しを繰り返し、春季の背中に吸い付いた。
「ひ……人の……話を……っ、聞き……なさいよ……」
訴えさえもあえなく吐息に溶けてしまう。春季はそのまま和臣を飲み込み、再び果ててしまった。

