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第5章 シーン5

袋を破いて中身を取り出す。

説明書でほぼ男性の平均程度の大きさとなっていたが、確かに雄一と同じくらいのような気がする。

ひとつはまっすぐな形で、もうひとつは大きく上にそった形になっている。

同じものを二つ買うのもつまらないみたいで種類の違うものを注文してみた。

でも、これアナルより先にあそこに入れたら雄一のときより感じるのだろうか？そっちが急に気になり始めた。

下着にくるんで階下におりてバスルームの前の脱衣所に入る。ドアを閉めて脱衣所の前の洗面台でディルドを石鹸できれいに洗う。
　
　感触が生々しい。

　特にまっすぐなほうは雄一の物を触ったときと同じ感じがした。

　握った質感、皮膚のようなさわり心地。雄一のペニスをフェラチオしたときのことを思い出して興奮が高まるのを感じた。

　口に含んでみたい。

　欲望が急速に膨らんでいく。

　躊躇う理由は何もなかった。