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第6章 シーン6

　アナルの粘膜が擦られる。

　なぜここが感じるのか不思議な気がする。排泄のための器官で、そこから物が出てくることが前提なのに、そこに入り込むものが快感を生むのはなんとも考えられない。

　アナルからその下の濡れそぼった秘裂に男根が移動すると、ぬるぬるした感触ととともに先ほどと同じような気持ち良さがこみ上げてくる。

　入れたい！

　バックから入れて！

　ゆっくりとじらすようにクリトリスから膣の間のラビアを擦り上げ刺激していく。

　気持ち良い！

　どうしてこんなに気持ち良いの？

　声を抑えるのに苦しくなる。

　先端部を膣口にあわせると少しだけ入れる。

　そうして引いて、また押す。

　興奮のあまり溢れた愛液が滴ってきている。

　生殖溝を後ろに向かって開くようにして押し付ける。