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小田桐菜津子と七つの情事
第4章 四人目は同級生


「鈴村…」
と、懐かしい呼び名で彼女を呼んだ。
シャワーから出てきた彼女は、バスローブを羽織り、柔和に微笑んでいた。

オレはそれだけで、最強マックスに勃起していた。

鈴村は、ベッドに座るオレの横に腰掛けた。そして何も言わず、オレの肩に頭を寄せた。
愛おしさがあふれ、思わずその身体を引き寄せた。

「きゃ」

って、小さく鈴村は声を出した。でもそれからは素直にこちらに身を寄せた。

横目で、その薄い唇を見た。

「鈴村…」
オレはまた、その名を呼んだ。
なぁに?、という顔で彼女はこちらを見る。
「キス…していいか?」
オレの声がすこし震えていたのを、鈴村は気づいたろうか?

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