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小田桐菜津子と七つの情事
第1章 最初の情事
上気した内腿の素肌は、既にピンク色に染まっていた。
ベッドの上で仰向けに寝ている彼女。
既に息が荒い。
興奮の山を登ってきているのがわかる。
「脚を立ててください」
「は…ぃ……」
素直な返事が返ってくる。
かすれた声ではあるが。
既にはだけてしまったバスローブ。素足の両脚をベッドの上に立ててもらう。私はベッドに乗り、彼女の膝の前に座る。
揃えられた両膝に左右の手を置き、ゆっくりと膝を割らせる。
興奮にたぎった股間が、開かれてゆく。
大きく股を割ると、紺色の紙ショーツに包まれた彼女の秘部が見えてくる。
「はぁぁっっ…」
彼女は声にならない声をあげる。
見られている、と思うだけで羞恥の感情が高まり、腰が小さくうごめいてしまうのだろう。
「リラックスしてくださいね」
私はなるべく、何事もないような声を立てる。
こういう女性には、こんな風なトーンが効く。興奮の間際にいる自分と、あくまで日常の施術(マッサージ)師。その関係がまた、彼女の性感を高める。