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運命の恋人
第3章 間宮 智之
倦怠感を抱えながら、ベッドに転がっている。
サトシさんは、ついさっきまであんなにガン攻めだったのがウソみたいに、僕の胸の中で甘えてて。
そのギャップに不覚にもカワイイ、と思ってしまう自分がいる。
「智、って呼んでもいい?」
姉ちゃんしか呼ばないその呼ばれ方に、ドキッとしてしまった。
「…サトシさん、て、どんな字なんですか…?」
「え?ショップカードにあったでしょ?」
「あれ、ケイって読むんじゃ?」
「うん。音読みだとケイ、だから、仲間内ではケイで通ってる。けど、本名はあの字でサトシ。」
そうだったのか。
「キミにはサトシ、って呼んでほしいな。」
なんか、ステディ確定みたいでちょっと焦る。
いいのかな、 コレで…
僕はまた話題を変えた。
「そういや。優美ちゃんのこと、教えて下さいよ…」
「…ホントに知りたい?」
「やっぱ、気になるんで…」
「………」
サトシさんは、ん~、と考えるように言葉を切る。
僕はごくりと息を飲んだ。
サトシさんは、ついさっきまであんなにガン攻めだったのがウソみたいに、僕の胸の中で甘えてて。
そのギャップに不覚にもカワイイ、と思ってしまう自分がいる。
「智、って呼んでもいい?」
姉ちゃんしか呼ばないその呼ばれ方に、ドキッとしてしまった。
「…サトシさん、て、どんな字なんですか…?」
「え?ショップカードにあったでしょ?」
「あれ、ケイって読むんじゃ?」
「うん。音読みだとケイ、だから、仲間内ではケイで通ってる。けど、本名はあの字でサトシ。」
そうだったのか。
「キミにはサトシ、って呼んでほしいな。」
なんか、ステディ確定みたいでちょっと焦る。
いいのかな、 コレで…
僕はまた話題を変えた。
「そういや。優美ちゃんのこと、教えて下さいよ…」
「…ホントに知りたい?」
「やっぱ、気になるんで…」
「………」
サトシさんは、ん~、と考えるように言葉を切る。
僕はごくりと息を飲んだ。