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運命の恋人
第2章 昌希
学祭の出し物を決めることになり、E組はカフェにした。
クラスメイトの実家が運営するオーガニックレストランと交渉して、ビジネスとしてオーガニックスィーツをおろして貰った。だから学祭の出し物としては高めの単価設定にはなったけど、普段は結構混んでて予約の取り難いレストランの、コースの最後に出て来るデザートが気軽に楽しめる、というのは手堅かった。
それでコーヒーがショボかったら話にならないから、バリスタマシンをレンタルして一杯ずつ豆から淹れるやつ。紅茶は種類が多すぎるし、いい茶葉買うとコストも合わないから採用は最後まで揉めたけど、オーガニックスィーツと一緒に食べるなら絶対紅茶!って人も居る、という女子の意見で種類を絞ってアッサム、ダージリン、アールグレイのみにした。
クラスメイトの実家が運営するオーガニックレストランと交渉して、ビジネスとしてオーガニックスィーツをおろして貰った。だから学祭の出し物としては高めの単価設定にはなったけど、普段は結構混んでて予約の取り難いレストランの、コースの最後に出て来るデザートが気軽に楽しめる、というのは手堅かった。
それでコーヒーがショボかったら話にならないから、バリスタマシンをレンタルして一杯ずつ豆から淹れるやつ。紅茶は種類が多すぎるし、いい茶葉買うとコストも合わないから採用は最後まで揉めたけど、オーガニックスィーツと一緒に食べるなら絶対紅茶!って人も居る、という女子の意見で種類を絞ってアッサム、ダージリン、アールグレイのみにした。