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「また おいで」
第7章 蛍火
周りにいる男たちとは違う...
この指の意味はすぐにわかった。
躰の反応を確認するように
その指は動いていく。
1本だったり数本だったり、
流れるように変化する。
素肌に触れられるたび鳥肌が立つ。
服を着ているのがもどかしいくらい。。。
(わたし・・・
こんな手知らない。。。)
今までに出会った事がなかった
初めての感覚。
(この人はどんな顔をしているのだろう・・・
どんな顔でわたしを・・・)
置かれている状況よりも
感覚は指に集中し始めていた。