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支配された惑星
第3章 ボトムの花、ナナ【性描写有】
『なんだ、リョウ。いいところで邪魔をしおって。下らんことなら殺すぞ。』
リョウは跪き、視線を足元に落として進言した。
「はっ。恐れながら申し上げます。私が思いますに、その女を妊娠させてしまうと今回の供出の目玉が無くなってしまいます。」
『だからなんだ?この女より上質のメスを供出すればいいだけの話であろうが。』
ブモスは首だけをリョウに向けて吐き捨てるように呟く。
「もちろんです、ですがその女より良質を用意するのは私とて数日いただかなければならず、今回の供出には間に合いませぬ。ですのでその女を手篭めにされるのはグッと堪えていただき、ブモス様には数日後、別の女、さらに良質の女を用意させていただくのはいかがでしょう?」
ブイユに口答えすることなど、今までのリョウならばありえないことである。しかし、命懸けでリョウは進言した。
ブモスはフム、と唸るように声を漏らした。
リョウは跪き、視線を足元に落として進言した。
「はっ。恐れながら申し上げます。私が思いますに、その女を妊娠させてしまうと今回の供出の目玉が無くなってしまいます。」
『だからなんだ?この女より上質のメスを供出すればいいだけの話であろうが。』
ブモスは首だけをリョウに向けて吐き捨てるように呟く。
「もちろんです、ですがその女より良質を用意するのは私とて数日いただかなければならず、今回の供出には間に合いませぬ。ですのでその女を手篭めにされるのはグッと堪えていただき、ブモス様には数日後、別の女、さらに良質の女を用意させていただくのはいかがでしょう?」
ブイユに口答えすることなど、今までのリョウならばありえないことである。しかし、命懸けでリョウは進言した。
ブモスはフム、と唸るように声を漏らした。