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支配された惑星
第3章 ボトムの花、ナナ【性描写有】
「ありがとう、とでも言わせたいの?」
未だ催淫液の効果で体を火照らすナナは羞恥に顔を歪めて呟いた。
「どうせ、あいつに膣出しされなくても本土での地獄の生活が待ってるだけなのに・・・。どうせ私達家畜に安息の地なんて無いの。助けて、なんて言ってないのに。」
再び滑走路へと向かう長い廊下を2人は歩いていた。
「そんなんじゃないよ・・・ただ。」
君に惚れた、とは口が裂けても言えない。しかしナナもそれを察知したのか、これ以上追求はしなかった。
「私もエイペクスに生まれていたら、あなたみたいな人と結婚して素敵な生活を送れてたかな?」
リョウはその言葉に胸を詰まらせ、目を逸らすことしかできなかった。
「・・・ありがとう。助けてくれて。本当はこの汚れた体をあなたに清めて欲しいけど・・・。」
ナナの紅潮した頬を一筋の涙が落ちていく。これから訪れる本土での生活を想像したのだろうか、その美しい肢体が小刻みに震えた。
「サヨナラ、来世で会えたら・・・。」
ナナを乗せた大型ジェットが定刻の2時間遅れで出発した。
未だ催淫液の効果で体を火照らすナナは羞恥に顔を歪めて呟いた。
「どうせ、あいつに膣出しされなくても本土での地獄の生活が待ってるだけなのに・・・。どうせ私達家畜に安息の地なんて無いの。助けて、なんて言ってないのに。」
再び滑走路へと向かう長い廊下を2人は歩いていた。
「そんなんじゃないよ・・・ただ。」
君に惚れた、とは口が裂けても言えない。しかしナナもそれを察知したのか、これ以上追求はしなかった。
「私もエイペクスに生まれていたら、あなたみたいな人と結婚して素敵な生活を送れてたかな?」
リョウはその言葉に胸を詰まらせ、目を逸らすことしかできなかった。
「・・・ありがとう。助けてくれて。本当はこの汚れた体をあなたに清めて欲しいけど・・・。」
ナナの紅潮した頬を一筋の涙が落ちていく。これから訪れる本土での生活を想像したのだろうか、その美しい肢体が小刻みに震えた。
「サヨナラ、来世で会えたら・・・。」
ナナを乗せた大型ジェットが定刻の2時間遅れで出発した。